PROGRAM プログラム
監督水落 豊
監督水落 豊
PROFILE
1975 年生まれ。電通テック(現在は電通クリエーティブクロス所属)CM制作部を経て、2004年よりCMディレクターとして活動をスタート。 TVCMの演出をベースに、「偉大なる、しゅららぼん」「いぬのえいが」等、劇場公開映画の監督や、ショートフィルム、ミュージックビデオ等の企画演出も手掛ける。
出演
校條拳太朗 / 畦田ひとみ / 津田寛治
HP/SNS
公式Twitter:https://twitter.com/Mistake__movie
婚約者の誕生日、死神の勘違いにより突然命を奪われてしまった一人の男。
彼が生き返る方法はただ一つ。
彼の消えてしまった命の蝋燭に再び火をつける。
ただこの命の蝋燭は命の灯火の祠という場所にあり、そこには死神しか入ることができない。
そこにある他人の命の蝋燭から灯火を自分の蝋燭に移すと生き返ることができる。
揺れる灯火の重さは、誰にも計ることはできない。
弁護士という彼の立場、命の重さを一番分かっている彼の下す決断とは。
古典落語の「死神」をモチーフに現代風に制作しました。
誰にでも訪れる「死」に関して死神を媒体として命の重さの選択を迫られる。
このようなテーマではありますが、ベテランの津田寛治さん演ずる「死神」が物語に重厚感を持たせ、時にはコミカルに演じて物語を進めていきます。
主演の校條拳太郎さんは舞台を中心に活躍してますが、今回ほぼ初めてとなる映像作品にて存在感を放っています。
水落監督はCMの監督ですが、ショートフィルムという普段よりもかなり長尺の作品でも監督らしい淡々とした演出の中にクスッと笑えてホロっと泣けるところも注目です。
Ryo Hamamotoさんによる書き下ろしの音楽も作品の世界観を素晴らしく表現してくれています。
脚本・監督:水落豊
主題歌:Ryo Hamamoto『ラリー、リレー』
企画・製作:G-STAR.PRO / マツオ計画