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2015.04.12

ブルージャスミン

やまちゃんです。

 

久しぶりのブログで少し緊張しています...(T_T)

 

 

突然ですが...

 

皆さんは、周りの人をランク付けたり、

外見や能力だけでその人を評価したことがありますか?

 

私はあります。

この子可愛いけどなんか性格悪そう、と考えたり

学歴が素晴らしい人ということは

人格も素晴らしい人なんだ、と思い込んだり...

 

このような考え方をするのはもうやめよう

と思わせてくれた映画が、

『ブルージャスミン』という映画です。

 

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サブタイトルは、《虚栄という名の花》。

この映画では、主人公の女性が、

すっかり落ちぶれた今もなお

過去の豪華絢爛な生活にすがりつく様子が

ありありと描かれています。

痛々しい人、というレッテルを貼られているにも関わらず

それに気づかない主人公の姿に笑ってしまうと同時に、

自分自身をこんなに痛めつけながらも

理想の女性像を演じる主人公に、少しだけ共感を憶えました。

 

そしてふと考えたことがあります。

私が冒頭で言った、

"他人"をランク付けたり評価する考え方は

"将来の自分"を苦しめる原因になりうるのかもしれないな、と...

そして、他人についてあれこれ詮索する人ほど

"今の自分"に甘かったりするなあ、と。

 

将来の自分に、こんな生き方してないですか?

と伝えたいので、

将来の自分に観てほしい映画だと思いました。

 

皆さんも機会があればぜひ(^O^)

 

 

やまちゃん(・ェ・∪)♣︎

2015.04.11

「僕もヒーローになりたい ジャスティス・フォー・エバー」(映画『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』)

 
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見終わった感想としては、ふたりの魅力が増していたというのが、正直なところでした。

 

ラストのアーロン・ジョンソンとクロエ・グレース・モレッツのキスシーンとか、感動的でしたね。

 

さて、先週に引き続き、『キック・アス』シリーズ第2弾『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』を取り上げます。

 

第2作品目は、人間ドラマ寄りの作品になっています。

 

主人公のデイブは、第1作の事象以降、ヒーローをやめてしまいます。しかし、ミンディに触れることで、日常に満足できず、体を鍛えて、もう一度、ヒーローになることを目指します。

 

一方のミンディは、里親の元、ヒーロー活動を否定され、ヒーローをやめ、普通の女の子になることを目指します。

 

題材的には、ヒーローじゃなくても、アイドルでも、歌手でも、スポーツ選手でもなんでもいいと思うのですが、あえて、ヒーローでこの題材にチャレンジしているというのは面白かった点です。

 

自分とはなんなのか。ヒーローとは何なのか。

二人はそれぞれの親に、ヒーローであることを拒絶され、反抗して傷つけてしまいます。

一度はやめようとしたヒーローですが、それでも、ヒーローになり、悪人に立ち向かっていきます。そこで本当のヒーローとしての筋と誇りを発見していきます。ヒーローという題材を通して、青春時代の葛藤をうまく表現しています。

 

物語が深くそれぞれの人間の感情を表現しているものになっているだけではなく、表現する二人も年を取って、力をましていることを実感しました。

 

ワンシーン・ワンシーンの表情、表現、所作のどれをとっても、前作を上回っていて、役者の成長とともに、魅力も増しているシリーズだと思います。

 

そして、この映画。最後のキスシーン一つですべてを解決させるのが、渋くていいですね。

 

ヒーローではなく、勇気のある、本当の英雄が必要だ。

 

それこそが、ジャスティス・フォーエバーという結論も良かったですね。

 

スタッフRでした。

 

 

2015.04.05

『僕もヒーローになりたい』(映画『キック・アス』)

 
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今週から2週連続で取り上げる作品があります。『キック・アス』シリーズです。

実は、『キック・アス ジャスティス フォーエバー』は、去年取り上げたのですが、2作連続で見て、また、感想を書いてみようと思います。

 

この作品の特徴は、ひとつ。

年齢制限が掛かってしまうくらいのリアルさにあると思います。

 

基本は、普通の人の普通の日常。特に、特別なこともなく、日常の格差は残酷で、世間はどこまでも汚く、自分の存在感もうすっぺらい。人間関係はどこまでも下劣で下品。その日常だけでは、とても映画にはなりません。一応、主人公はヒーローものと呼べるような風貌はしていますが、大掛かりな魔法が使えるわけでもなく、ファンタスティックな存在でもない。でも、その存在には、とてつもない、人間味の魅力があります。

 

そんな日常で、主人公のデイブが抱く疑問。

 

『なんで誰もヒーローにならないんだろう』

とても単純なオタクの考えそうなことですが、ここからが一味違う。

 

『それなら、俺がなってやろう』

 

そこから全身タイツを着たヒーロー『キック・アス』が生まれます。

 

『キック・アス』は、とても貧弱で、不良なんかと戦っても、勝てません。

でも、その志だけは本物でした。

その姿は、少しずつ世間の共感を呼んでいきます。

 

日常生活では、彼女ができたりと意外と順風満帆に進んでいき、最終的には、彼女のお願いでヒーローをやめてしまいます。

 

浅いというか、碌でもないというか。表現に困りますが、彼の行き着いた答えというのも、またリアルなのです。

 

遠くはるか彼方にあるヒーロー像よりも、身近な幸せ、身近な安定なのです。

ヒーローらしからぬ、とても人間味のある答えを出すことに、妙な共感をしてしまいます。

一方で、『キック・アス』は、ひょうんなことから闇の組織に関わってしまいます。

そこで『キック・アス』同様、ヒーローとして活動している『ヒット・ガール』と出会います。

 

『ヒット・ガール』は、父親の『ビッグ・ダディ』から、本物の戦闘技術を学んでいる少女で、『キック・アス』と違い、本物です。しかし、父親の『ビッグ・ダディ』は闇の組織に殺されてしまい、一人でも組織に立ち向かうことを決意します。

主人公の『キック・アス』は、それに協力し、一緒に組織の基地に潜り込みます。

 

最後まで、リアルな銃撃戦や戦闘シーンしかなく、泥臭いシーンが続きますが、だからこそ、現実のヒーロー感がする作品です。小さな少年少女が力を合わせて、闇の組織に挑んでいく。その姿は、リアルなヒーローそのものでした。

 

この春から大学生になったみなさんや社会人になって、青春時代が遠くなったみなさんに、ぜひ、見て欲しい作品です。

 

ちなみにですが、主人公のデイブは、映画『ゴジラ』でも主演したアーロン・ジョンソンが、ヒロインを世界で2番目に美しい女性のクロエ・グレース・モレッツが演じています。

 

二人共、今から比べるとだいぶ若く、幼いですが、だからこそ、若くしてその才能を遺憾無く発揮しています。そこも見ごたえの一つです。

 

ヒーローの原点であり、スターになったふたりの原点とも言える作品です。

 

この前振りがあるからこそ、『キック・アス2』での、人間ドラマにまで通じていきます。

 

次作の感想は、また、次週ということで!

 

スタッフRでした。

 

2015.03.29

『子どもごころは、正義か、それとも悪か?』(映画『ted』)


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今週で社会人生活も2年目を終え、三年目に入ることになります。

今日は2年目の終わりに観た映画『ted』について語りたいと思います。

 

Tedは、8歳の時に神様にお願いを叶えてもらい、感情を持つようになったテディ・ベアです。

 

ただ、それから27年が経ち、主人公は35歳になっています。

 

レンタカー屋で冴えないサラリーマンをする主人公と、ダラダラと、そして可愛い風貌から想像できないような言動をするテディ・ベア『ted』。映画自体も15禁がかけられているくらい子どもに見せられないくまのぬいぐるみです。

 

そんな彼にも付き合って4年が経つ素敵な彼女がいます。

 

彼女との結婚することを考え始めている主人公。そこで彼女に問いかけられたのが、この質問。

 

『わたしとted。どっちが大事なの?』

 

くまのぬいぐるみと決別するか。それとも、彼女と別れるか。その中で葛藤が生まれます。

 

中身はただのおっさんとは言え、かわいいぬいぐるみのted。これは、子どもごころの象徴です。

そして、彼女が求めるのは、大人になった、主人公の姿。

 

Tedと決別し、彼女ともうまくいかなくなったとき、本当の友情と本当の愛の大きなに触れて成長する姿が、とても印象的でした。

 

そして、この映画が面白いのが、セリフがとても俗すぎるということでした。

 

下ネタばんばん。下世話な会話も日常茶飯事。やってることも、ひどすぎるtedですが、それだけではなく、ここに出てくるネタが面白い。

 

例えば、出てきた単語としては、『くまモン』『星一徹』。そんなセリフが洋画で出てくるかというセリフ選びと、じゃあ、英語だとどんなセリフなんだよと思わせてくれるのが、ポイントでしたね。

 

Tedの吹き替えを、芸人の有吉弘行がやっているのですが、副音声で突っ込んで欲しいですよね。結構、乱暴にボケが乱発するので、丁寧に一つずつに処理していってほしい。

 

去年の冬に見た『キックアス2』もそうでしたが、くだらないながらも、青春を謳歌している姿に妙に感動する自分がいますね。

 

セリフやネタが下世話では下世話になるほど、喜怒哀楽のシーンがリアルに見えるんですよね。

 

ネタバレすると、クライマックスでtedが死ぬんですが、そこがリアルに感じられるんですよね。そこまでのセリフがリアルで引き込まれている分、そこでの悲しみがより一層伝わってきます。今まで楽しかったのに、なんでだよ。という感情に苛まれます。

 

魔法で感情を持ったくまのぬいぐるみが死ぬというファンタジーなんですが、それまで人間味がありすぎて、死んでしまった時の失望感がリアルなんですよね。

 

このストーリーの芸当、システム、構成は素晴らしかったと思います。

 

いい映画でした。

 

僕も大人にならなきゃですね。そう思った作品でした。

 

スタッフR

 

 

 

2015.03.22

『ただ、食べているだけの風景』(映画『愛犬とごちそう』)



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前座というのは、大事なんだと改めて感じました。

 

日本で有名なのが、ビートルズの日本公演で、ザ・ドリフターズが前座を務めていたり、SEX PISTOLSの日本公演の前座に、THE HIGH-LOWSが務めたり。本編がスターだからこそ、盛り立て役も、一流である必要がある。

 

そう考えると今回取り上げる作品も、優秀な前座のひとつでしょう。

 

『愛犬とごちそう』。ちなみに、本編は『ベイマックス』です。

 

ほんの5,6分のお話なのですが、そこから生まれてくる感動はひとしおでした。

 

ストーリーは『子犬がただごはんをたべているだけ』の物語です。

 

おいしそうなものをたくさん食べます。

美味しいけど、高カロリーで、食べ続けたら、デブ一直線という感じです。

 

ひたすら食べ続けます。

呑気に食べ続けていく犬の風景は、少しずつ変わっていきます。

 

子犬が食べ続ける風景の人間模様を描いている作品です。

 

言葉が無くても、物語が分かり、そして感動できる。

その技術は素晴らしかったです。

 

この作品で優しい気持ちになれるからこそ、次の『ベイマックス』にしっかり入って行けて感動できます。

 

映画館の2時間を演出する作品構成は、さすがディズニーでした。

 

 

スタッフR

 

 

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